舞台『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE episode1』12/10ソワレ
2017年に書いた記事、せっかくなので公開🙏
舞台『プリンス・オブ・ストライド THE LIVE STAGE』公式サイト
東京公演：2016年12月9日（金）～14日（水）
シアター1010
すごい期待していた以上に良かったー！！
本当に劇場を走りまわって疾走感のある舞台でした。
すでに同シリーズをepisode4、2017年の夏まで行うことが決定しているこの作品。
次の展開が期待されるepisode1でした。
■余裕のあるストーリー構成
恋愛ゲームはしないし時間かかるしビジュアルノベルがちょっと読みにくかったのでアニメを予習で見て臨みました。
どちらかというとゲームやノベル寄りだったのかもしれない。
三橋の鴨田兄が「女の子のリレーショナー？それは…ちょっとよくないんじゃないかな？」なんてセリフがあったりして、おっとLOVEな展開があるのか！？って心配だったんだけどそもそも奈々ちゃんは恋愛に疎い設定みたい。
アニメの疾走感が好きなのでできればNO恋愛要素であってほしいんだけど…観客が選ぶことができない状況なのであやふや～に青春してってほしいなとも思っているので、とりあえず見守りましょう(何様)
episode1のストーリーとしては、奈々ちゃんたち3人の1年生が方南高校に入学して、廃部寸前のストライド部を復活させて部内戦とひとつ試合を行うところまで。
対戦相手は三橋高校。
そのまえに三橋高校と西星学園の試合もあり。西星学園は原作人気も高くて、設定としてスト部とアイドル『ギャラクシースタンダード(ギャラスタ)』を兼任しているということになってる、キラキラな集団なんだけど、いや本当にキラキラしていた…。
小ネタとして方南スト部のスポンサー(ストライドの試合をするにはお金がかかるからスポンサーが必要なのです)の条件であるファッションブランドのモデル活動まで再現してくれたのがオイシかった♡
穂積くんがいやいや女装やるのが可愛いんだ…可愛かった…。
episode4まで確保してあるから比較的余裕をもった展開なのかなと。
詰め込みすぎず、かといって物足りなくならない程度に。
■キャラクター再現率が高い！
幸いなことに私が見に行く2.5次元は再現率にがっかりすることがあまりなくて、このジャンルにおける再現率の重要性を感じる。正直なところソレありきなところがあると思っていて、そういったところもこのジャンルを”演劇”や”芝居”といったところにまとめてよいものなのか？という疑問がついて回る要因だったりする。
さておき。今回も素晴らし再現率！
特にヒースくん＠岸本卓也がすごいヒースくんだった…TT
ヒースくんって、兄貴分！って感じなんだけど、みんなでわいわいするところも率先していくしすごく柔和な人なんだと思ってるんだけどその加減が難しい人だなぁとも感じていたけれど、絶妙に演じてくれてました。
アニメにはなかったところで、奈々ちゃんがリレーショナーとして初めて考えて出したオーダーを”それじゃそれぞれの良さが生かされない””あまり口出しはしたくなかったんだが負けるわけにはいかないから”という理由でガシガシ変えちゃうところがちょっと意外で。アニメのヒースくんだったらきっと奈々ちゃんにどんなオーダー考えてるのか事前に聞いてアドバイス出して納得したものでみんなに伝えるんだろうなぁとか考えてた。でも最終的に奈々ちゃんの意見も取り入れたオーダーにしていたところがヒースくんの寛大さだよなぁ～。ヒースくんの良さは久我先輩が入ってきてからのほうが目立つだろうから、episode2以降に期待＾＾
奈々ちゃん＠桃瀬美咲ちゃんの力強さがすごかった！
アニメでも奈々ちゃんは強い女の子だと思ってたんだけど、美咲ちゃんの声の強さが奈々ちゃんそのもの。
方南は奈々ちゃんの声で走るから、美咲ちゃんの「GO！」が聞いてて気持ちがよくて、さらにはお顔も可愛くて！方南のリレーショナーとしても本作のヒロインとしても期待以上でした！！お芝居も安定しているし、声も聴きやすい。美咲ちゃんの「３，２，１，GO！」が聞きたくて次のepisodeも見に行くって決めた。
二年生の穂積＠熊谷 魁人くんと歩くん＠白石 康介くんもものすごく可愛かった～
方南の明るさは、奈々ちゃんと二年生二人だからね。
冒頭、前座に二人が出てきてペンライトの使い方などもろもろ説明をしてくれました。
熊谷くんの声の低さに個人的にはザワ…ッとなったんだけど、他でカバーしてくれているから問題なく穂積の可愛さが表現できてたかな。声のキーは仕方ない。逆に言うとそれでもかわいく見えたし、女装(しかも結構ハデなドレス)をこなしてくれた熊谷くんに感謝です。「勝ったら妹(※穂積のこと)紹介してくれ！」って迫らて困ってる穂積めっちゃ可愛かった。D's撮影でいやいやレディースモデルやらされている穂積大好物なのでもっと見ていたかった。
歩くんとのやり取りは原作通り完璧に息があって気持ちがよかったなぁ♡
お目当ての久我先輩＠鮎川太陽はもうめっちゃ久我先輩（語彙力）
とはいえあまり出番はなかったし、お話の流れ的にも走ってる姿を見られなかったのでepisode２楽しみにしてます…久我先輩としてはきっとepisode２がメインです。
それにしても太陽にコノ手の役をやらせたら右に出るものはいないんじゃないかって。ロングヘアのウィッグつけてる太陽最高にかっこいいよ。。あと声もとても久我先輩にあってて良い。
あーー久我先輩みたいなミステリアスな役も渋沢さんみたいなさわやかな役もできちゃう鮎川太陽万能すぎるね。
さて肝心の主役八神 陸＠伊崎龍次郎。ビジュアルは素晴らしく陸だった！よく見つけるよねぇすごい。でも芝居がだめだ。見ていられない。episode4まであるし、その間にほかの舞台にも立つようだからその間にどれだけ成長できるかが肝かな…主役なのでセリフも多いし、独白も多い。なのにあのセリフ回しは客席が置いてけぼり。
「誘われたのがストライドだって知っていたら…俺は……！」
というような独白があったんだけど正直何も聞こえなかった…あとから自分で補てんした感じ。ほかのキャストがよいだけに残念でした。次回以降に期待。
三橋高校は正直あまりアニメのキャラを覚えていなくて比較ができない…ので省略。
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ここまで書いて力尽きていた…折角書いたのでここで供養！
