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アンコールをひっそりと

お芝居、ジャニーズ ちょっと偏った感想とか

舞台『ROSE GUNS DAYS-season1-』9/23ソワレ、9/24マチネ

進戯団 夢命クラシックス×07th Expansion vol.2

2016年9月21日(木)~25日(日)

俳優座劇場

 

舞台ローズガンズデイズ、略してローステ。

太陽の主演舞台だけどなぁどうしようかなぁ

と相変わらず『2.5次元』であることでなかなか決心がつかなかったんだけど

結果として観に行ってよかった~楽しかった~!

 

 

原作モノはある程度つかんでおかないと満足に楽しめない、というのは大体わかってきたので付け焼刃でもよいから詰め込んでいきましょう。

というのを最近心掛けるようにしているのだけど…そもそもローガンが何の話かも何がモトなのかもいまいちわかっていなかったんですが。ゲーム…よね?原点は。いまだにちょっと謎。

チケット買ったのが公演の2日前で時間がない!と焦ってたらゲームの公式HPに『お試し読み版』という嬉しいものが無料で配布されてたのでポチポチ読んでからいきました。全部は時間がなかったのでアルフレッド編の終わりぐらいまで。大体の人物名と関係性と世界観を詰め込んでいきました。

正直太陽のキャラクタービジュアル見たときもう全然ピンと来なくて、あらすじ読んでも意味わかんないしビジュアル見ただけでなんでか「シャカリキジャリボーイ★」みたいな印象を受けたんです。今思うとなんでそう思ったんだかさっぱり思い出せないんだけど。だからある意味レオのイメージをちゃんと持っていけてよかった(笑)全然ちがうじゃないか。

 

■ストーリーと構成

舞台は1947年。本来の歴史とは違った結末を終えた第二次世界大戦後の日本。

突然の大災害で戦争を終えた日本は敗戦国及び被災国として米中両軍の支配下にある。

日本は大量の移民によりかつての影を失い、日本人はマイノリティーとなっていった。

そんな中で「日本人」という同胞を守る場所を作るため、また、それぞれの“終戦”のために戦った人々の物語。

ざっとまとめるとこんな感じ。公式のあらすじは後述。

 

 

 

 ■キャラクターみんなが魅力的

いろいろ思うところはあるんだけど、なにより言いたいのは

鮎川太陽のビジュアルが二次元。

なんだあれ。

原作の絵まんまでした。足長すぎるしグリーンのスーツが似合いすぎててすごかった。

レオの年齢は確か詳しく出てなかったけど、多分設定はそんな若者の役じゃなくて、30過ぎのおっさんが妥当なんだと思う。職業軍人だったっぽいし、同じ軍人だった伊阪くんと同じぐらい。実年齢より5つ以上うえの設定だけど太陽は落ち着いた芝居ができるし、ちょっと語尾を捨てがちなのはもったいないけど、大人の余裕を感じられる役でした。

レオ・獅子神。何故こんなにも強いのか理由はわかんなかったけど、滅法強くて女性に優しいジェントルマンで大人。今までその意味というかどこで使うの?ってずっと思ってたけどスーパーダーリン略して『スパダリ』ってこの人に使うんだねって確信した。

 

そんなレオ・スパダリ・獅子神の好きなセリフ備忘録。

「死なせたくないね、キュートな男だ」

ローズを助けに一人突っ走ってったウェインについてサイラスと笑いあうときのセリフ。 

 「ああ、いい景色だな」

3階のビルからアルフレッドの手下をぶら下げていうセリフ。実際にぶら下げるところなんて表現できないけど、このセリフで状況を察知できる素晴らしいマサミさんの素晴らしい脚本。

「わかった気になってその実なにもわかっていないかもしれない」

メリルとのシーンで「あんた、お酒のことわかっちゃうの?」に対する答え。ここのやり取りはテンポが良くて気持ちよかった。

 

このシーンとアマンダとの初対面のシーンもそうだけどレオの女性の扱いがすごくスマートで素敵。レディーファーストな言葉をさらっと言うのがクサイんだけどレオが言うと様になってかっこいい。戦後すぐに日本へ戻ってこれなかった日本男児が口にできる台詞じゃないよなって思うけどそこは目をつぶろう。そのくらいジェントル。

もちろん、ローズの救いになる「手漕ぎのボート」のたとえ話も好きだけど原作漫画読んだらほぼその通りだったので省略。

若干ちがったセリフを覚えてるから書くと

「そのベストが今年の流行かい?悪くはないが君には似合わないね。今度俺が見立ててあげるよ。この口紅も、大きすぎる」

どの台詞も、太陽の声で聞けるのがいいよなぁ(盲目)

 

そうそう、レオは既存の輪のなかにすっと入って行っていくのが上手だけど存在感を消すのも上手。(あんなにデカいのに)

プリマヴェーラでボーイやってるときに存在感消してて、レオのそういうところ素晴らしいなー

 

舞台のローズの茜屋日海夏ちゃんは強かで美しくて素敵だった。

ただのアイドルにしては声がやたら良いし芝居が上手だなと思ってたら、「声優とアイドルの活動を両立するハイブリッドユニット」だそうで。納得。

 

 ■全体の構成について

漫画を読んでみると、よくこの量を3時間に収めたなぁといった感じだったけど、だからといって初見の身で分かりづらかったわけではなかったので、適切な物語の取捨選択がされていたんだと思う。さすがマサミさん。

だから逆にいうと、大佐と李の原作ファンは物足りなかったかもしれないね。ただの良い人・良いコンビになっていたから。

私は好きだった!

 

 

■出演者・関係者の熱がすごい!

劇団(?)公演だからなのかなんなのか、とても秀逸な舞台写真が各所から共有されて、終わった後にいろいろ浸れて楽しかった。

スタッフさん裏話も素敵。

 

 

 

 

 

 

 

■おまけ・その1*ちょっとウーンだったところ

①アクションとSEがあっていない。

二回みたからたぶん気のせいじゃないけど特に殴る音があってない、、いつもバッチシ決まるSEを聴いているのでもんのすごく気になってアクションに集中できなった。残念。

 

②セットが不安定。

可動式でアンサンブルがよく動かすセットだったんだけど、どうやらストッパーが無いようでグラグラしているのが不安だった。。これまたヒヤっとする部分も多かったので、可動式にするなら見ているほうが配慮しなくていいような動かし方にするか、しっかりと止めてほしかったところ。

芝居以外のところで気が散るのがなぁ…。

 

③太陽が…?

これはちょっと直接舞台には関係ないんだけど…

いつも稽古中や本番の時期にほかのスタッフ・キャストとのエピソードや写真をたくさんTwitterにあげて報告してくれる太陽がローステに関してはあまりツイートしていなかったのが少し気になってます。。特に意味がないならそれでいいし、何かあるならいずれどこかで話してくれるのを待とう。

ほかのキャストが結構仲良さげにしていたから余計に気になってる。それだけ。

 

■おまけ・その2*原作漫画を読んでわかった(より理解できた)こと

・なぜローズがプリマヴェーラのマダムになったか

・アマンダとステラとメリルの関係性

・大尉と李の二面性(ビジネスの世界)

・レオの日本名(獅子神航太郎)、ローズの日本名(灰原美咲?)、ミゲルの日本名(倉敷茂)

・ローズの出生(混血)

・レオの戦地での経緯

・ミゲルの発作?

・ケイレグの執念と戦後の軍人の扱い

 

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あらすじ

(引用:進戯団 夢命クラシックス×07th Expansion vol.2)

「お楽になさい。
さて。……何から話したものやら。

まずは、あの伝説の男が現れたところから話すべきかしら。
彼がローズと出会わなければ、何も生まれないのだから。
彼らが出会ったのは、1947年の春のことよ……。」

1944年。

日本にとっての第二次大戦は、唐突に終わりを告げた。
列島全規模の大災害により、日本は壊滅状態に。
米中連合軍は人道的見地から無条件休戦を提案。日本政府はこれを受託。
ここに、日本の戦争は終わりを告げた。

壊滅状態の日本を復興するため、米中連合軍は共に進駐。
将来、日本を新たな米中戦争の火種にしないため、南北2分割ではなく、
市政レベルで細かなチェス模様のように複雑に2分割。
両国はそれぞれの国威を示すため、競い合うように急速な戦後復興を行っていた。

その結果、ほんの数年足らずで、日本は荒廃から立ち直ることになる。
しかし、中国軍管区はチャイナタウン化し、米軍管轄もアメリカナイズドされ、
その姿はもう、かつての日本のそれを大きく掛け離れていた。

米中からの大量の移民により、日本はマイノリティー化。
故国を失った日本人たちは、日本という名の新しき異郷で生きることを強要された。

日本人は、今や亡国の民。
しかしそれでも。身を寄せ合い、彼らは狡猾に、そしてたくましく生き抜いていた……。

CAST

レオ・獅子神 鮎川太陽
ローズ・灰原 茜屋日海夏(i☆Ris

ウェイン・上寺 石渡真修
リチャード・舞扇 伊藤マサミ(進戯団夢命クラシックス)
アマンダ・雨宮 伊藤えみ
ステラ・舞扇 舞原鈴(進戯団夢命クラシックス
サイラス・斎村 鎌田秀勝
メリル・田無 和地つかさ
クローディア・黒崎 かおりかりん(進戯団夢命クラシックス
モーリス・物部 芹澤良(進戯団夢命クラシックス

フィリップ・バトラー 豊田幸樹
ルフレッド・赤城 樋口夢祈
李 梅九 萩尾圭志
林原樹里 滑川恭子
マダム・ジャンヌ 八隅早苗

敬礼寺宗平 伊阪達也
ミゲル・倉敷 井深克彦


アンサンブル

あきひろ、大久保宇将、小倉江梨花、神代よしき
妃ひな、久保歩、窪田ゆうり、高島大輝、橋本浩人
林希美、林田寛之、船橋拓幹、松田智晃
望月祐治、山田せいら

 

STAFF
原作/竜騎士07

脚色・演出/伊藤マサミ

演出助手/高島大輝
舞台監督/坂野早織
音響/志水れいこ
照明/みなみあかり(ACoRD)
ムービングライトデザイン/紺野浩史
美術/宮坂貴司
衣裳/小泉美都
殺陣/PUMP×EARTH
音楽/今泉翔
映像/常光博武
撮影・デザイン/圓岡淳
ヘアメイク/茂木美緒・青山亜耶
映像撮影/峰一郎

制作/小野智美
制作補佐/山口由希

企画・製作/Office smc


◆協力
07th Expansion/宗一郎/株式会社 コスモ/株式会社フォーチュレスト ダンデライオン事業部/bpm/スーパーシャークエンターテインメント/プロダクション尾木/有限会社タイムリーオフィス/えりオフィス/エイベックス・ピクチャーズブレイクアレッグ/PROPAGANDA STAGE/スタービートエンターテインメント/ケイダッシュワンエイトプロモーション/ACTOR'S TRASH ASSH/ (株)アールグルッペ/エイベックス プランニング&デベロップ/株式会社辺見プロモーション/ベルエポック美容専門学校/ACoRD/儀間裕士/PUMP×EARTH/ロングランプランニング株式会社/カルテット・オンライン