アンコールをひっそりと

お芝居、ジャニーズ ちょっと偏った感想とか

『滝沢歌舞伎 10th Anniversary』二幕

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二幕。

紛らわしいので日付詐欺をしています~






==== 秋山大河くんが柝を打って二幕開幕。
今年は芝居パートじゃないんだってことにちょっと残念な気持ち半分。
でも海外に持ってこうとしたら、やっぱり芝居よりも魅せる演目が多い方が良いのかもしれませんね。
結果的にはすっごくよかった!!!


■書道「Passion」
北山くんの書道パフォーマンス!
書道が得意とは意外でした。
ちっさい体と大きな筆がアンバランスでよかったし、
腕の筋肉がヤバイ!と連れの北山担が興奮しておりました。
確かにヤバいかっこよかった。

書道自体は2階3階から見てる方が、完成までの過程が見れて面白くて、
1階からだと最終的に出来上がったものを見て「ああ、この字を書いてたんだね!」って思うのもまた楽しい。

北山くんが書いている横ではタッキーと薮が歌って左右のセットの中で石垣くんと後藤が演奏してました。
あれは終わりそうになったところで演奏合わせてたのかな?だとしたらすごいチームワーク!

私が見れたのは「誠」「絆」「戦」だったかな?
最後に日付と署名(KITAYAMA)を書くんだけど
その姿勢がとってもヤンキーで北山くんだなあ!って思いました。

忠臣蔵
北山くんの書いた文字をバックに、殺陣。
これが忠臣蔵だって場割観るまでは気づかなかったのは、
最初に観た日の文字が「誠」だったのと、衣装が浅葱色に見えたからです、、
つまり新撰組かと思ってました^^はは…

着物殺陣×ライトセーバー×ローラースケートっていう何ともアンバランスだけど今年の滝沢歌舞伎だからこその演目でよかった。
宮舘さんのローラー捌きがほんとにきれいでさ、、翔太も上手。

戸板のタッキーがすごくて、でも戸板が倒れる瞬間は何度見ても怖かった、、
あとは結構な高さから刀を振りかざしながら奈落に落ちるのもひやっとしたけど見えなくなる直前でくるっと上向きに反転して刀を抱きこむのがかっこよかった。危険と隣り合わせだけど、だからこそ美しいのかなって。

■薮曲「IZANAMI」
薮は背があるからこの手のロング衣装似合うよね!!って感じの紫のお衣装がすごくきれいだったの。
バックはMADEの4人。
いまだにMADEは秋山大河くんしか認識できてないけど本当に目線泥棒。

■滝沢・北山曲「Believe yourself」
なんと全編英語曲きました!すごい!
ただ結構中身は文法とかが合っていないって噂を目にしました。シンガポールまでにはなおるのかな?
歌詞はともかく、曲がとってもきれいな曲でした。
北山くんのソロなのかなーと思ってたらタッキーのアクロバットフライング始まってびっくり。
その周りを歌いながらローラーで回ったり、一緒に客席フライングやったりする北山くんの器用なこと。
新橋演舞場の舞台を気持ちよさそうに滑っていたのがとても印象的。
もちろんタッキーのフライングもきれいで、ラスト仰向けになってくるくる回ってるところなんて照明効果も相まって本当に美しい。

■滝沢組曲 「舞星 Mai-Star」
女性ダンサーとタッキーだけのダンスは以外にも貴重な気がして。
トワラーの本庄さんだけでなくてダンサーさんみんなバトンをきれいに回してるのがすごい、とちょっと関係ないところに感動してました。
途中で白い布が左右からやってきて、その上から現れるタッキー、北山くん、薮。
文章で表現しにくいんだけど…多分何名かのJAEさんに乗っかってるんだと思う。山を登るようなしぐさをしていた。
一階で見てた時はどうなってるのかさっぱりわからなくてすごい迫力でした。

・「IKUSA
このパートのタイトルが「IKUSA」だったってことを今知ったんですけど、
イメージとしては「炎」と「龍」

タッキーが舞台真ん中のお立ち台に上って、大きな布をゆらゆらさせるとJrが登場!というイリュージョン。
Theyとか“MAD”とかは人数少ないから大丈夫だけど
流石にSnowManはきつそうでした。
SnowManは黄色の衣装。
そのまま舞台前方まで出てきてのパフォーマンス。
手に赤いグローブをしていて、みんないろんな方向に散らばって,
途中で統一の赤い衣装になるのでイメージとしては「炎」

下手側のどなたかがライトを手にして縦横無尽に照らします。
他のJrは床に這いつくばったパフォーマンス。ライトの動かし方がまるで龍の頭みたいだったので「龍」
曲も迫力があって勢いにのまれそうになったパフォーマンスでした。

ヤマリョが先頭で3人とJr.が対峙するように迫ってくるところがすごく好き

・「Light on Hope」
タッキー、北山くん、ちょっとだけ薮で影絵。
村治くんの三味線で玉元、今村が歌います。
さっきまでの緊張感が嘘のようなほんわかしたシーン。
動物をなでる北山くんの優しげな動き(影なので)
や、猫にうなずくタッキーの横顔が素敵。
2014ではおちゃらけたシーンだったので、影絵すごい感動的!!ってところにびっくりしたのはちょっとあり(笑)
でも電波城でふっかが「去年自分がやってたので少し悔しい」と言っていて、
来年(出れたとして)またできるといいね。

最後、スクリーンに映ってる鳥を捕まえようとぴょんぴょんしてる玉元は可愛いなぁ高1あざといなぁって思ってごめん。


■「心」
これぞ群舞!!!本当に素晴らしい…!!
みんなキラキラした衣装じゃなくてノースリーブで全身黒のお衣装っていうのがまた一体感を表していて。
もう登場から皆キレッキレで迫力が今までと全然違う。
群舞って揃わないと一瞬で駄目になるし、その気迫が感じられました。
こればっかりは2階3階から観たほうが絶対に良い!!!

どの瞬間も好きだけど、一番はJr.が円になって中心を向いて両手を下から上にあげながらグン、グン、と進む振り付け
この曲も壮大で大好きなんだけど聞くところによると『滝沢革命』でできたこの『滝沢組曲』。映像化されていないそうで…今回は映像化されることを祈ります…

こういう装飾のないまっさらなものだと余計に目立つんだけど、
やっぱりひーくんのスタイルの良さが。足長いし腕の筋肉がすごい。
阿部くんの手足の長さもよく目立ってた。
でも佐久間くんも不思議とすっごく大きく見える。佐久間くんは踊ってる時は本来の大きさがわからなくなるぐらい空間を大きく使ってるし、何より歩いてくるときの姿勢、留まるときの姿勢がピッとしててすごく綺麗。
佐久間くんがダダダッとかけてきてピっ!と止まる動きがすごくきれいでああ好きだなって何度も思いました。

ラスト、前に歩いてきて後ろにくるっと向いて歩いていく後ろ姿がすごくかっこいいあべさく。
「心」のシーンに関してはほぼあべさくの二人しか見てなかった。


スペシャルメドレー
今年の『滝沢歌舞伎』で驚いたシーンの一つ。
そして代表するシーンの一つでもありますね。

なんかその前のすっごいかっこいいシーン終わったと思ったらポップな曲が流れてきて
ローラースケート履いた玉元と滝北藪登場。

玉元「ねぇねぇ踊ってばっかいないでさぁ、ローラーやろうよ!」

…な、なんですと!?(笑)
おもむろにローラーを履きだすお三方。
プチMCみたいになっててまあそれはそれで可愛かった^^
5日の公演ではふっかのお誕生日プレゼントが出てきたよ(3種類の脚立)

そしてSnowManもローラー履いて登場
その衣装がかんわいくて!!あああ!可愛い!!
Gジャンにピンクタンクトップにデニムショーパンにハイソックス。
もとはキスマイ先輩の衣装っぽいんだけどすごいもの持ってんなw
もう意味が分からないけど可愛かった。
頭に衣装と同色の羽根がついてるんだけど本当に頭に何かつけてる佐久間くんの可愛さ尋常じゃない
あと翔太の萌え袖とニーハイになっちゃってるソックスが可愛かった。足細すぎるょ…

・「WANNA BEEEE!!!」
玉元の曲振りでスタート♡
ローラーが不安定すぎてすごくハラハラ…
SnowManって何事もソツなくこなしちゃうイメージが強いから、
『ローラー滑れないふり上手だったね~』とか始めのほうは言ってたんだけど
本当にできなかったんだな!?

佐久間くんとひーくんが最後まで不安でした~意外すぎるよひーくん~~

Aメロらへんでスノが一列になって上手に進んでくフリがあるんだけど佐久間くん止まれなくて(時には翔太に押されて)上手へ消える→幕裏の誰かに押されてすごい勢いで出てくる→押してくれた誰かにありがとうor怒るってお決まりパターンがあって。へえええ可愛い。

途中の決め台詞「I wanna be free(イケ声・キメ顔)」を取り合うコント。
北山くんが言おうとするところにふっかが前にでてきて「I wanna be free…」いっちゃって
「いつも藤ヶ谷が言ってるから俺もかっこよく言いたくてタッキーにこの曲入れてって頼んだのに!」
「俺だって言いたいし!同じFだからいいだろ!」
「よくねぇよ!」
「なにおー!」
~もみ合う~
脱がされるふっか

色んなパターンが出てきて、
途中佐久間くんが奪っちゃうパターンがあって♡
佐久間くんのスペシャルイケボイスで「I wanna be free」が聞けて幸せでした♡

「なんでお前が言うんだよ!」
「お前が言えるんだったら俺が言ってもいいだろ!」
「なにおー!!」
~もみ合う~
なぜか脱がされる上段にいた後藤
後藤「なんでだよっ!」
ダンッ!
って言う流れ。

その前日は佐久間くんが脱がされてたんだだそうで…残念(下心)


・「SUPER DELICATE」
途中から曲が変わってJUMP曲
唯一スノのソロパートがある瞬間でした。
そしてこんなところでもオチ要因なふっか…
でもそんなふっかを怪訝な表情で見つめたまましばらく踊った後
ぱっと前に向いて笑顔になる阿部くんが見れたのでよし!
可愛かった!

一人ひとりピンスポットで決めポーズするところがあって、
Y字バランスする佐久間くんが美しかったです
そのあとすぐバランス崩して倒れてたけど。
翔太がね、いつからか座って足をバッと開いて首をコテン♡ってするようになって
可愛いけど!!可愛いけど!!!あざとい!!ってなって苦しかったです。

あとあとどの瞬間か忘れちゃったけど
舞台前まで皆出てきて縁に座り込んだ後にまた舞台の方へ戻ってくんだけど佐久間くんがしゃがんだまま手で押して戻ってくのが可愛かった。

やぶ「人には向き、不向きがあります」
薮もなかなか不安定でした。

■「愛想曲(セレナーデ)」
前のシーンとは打って変わってシリアスな雰囲気に。
ステッキをもった振りでお三方とジュニアでの群舞。
下手にいるタッキーが上手にでてきたSnowManにステッキを投げてキャッチするっていうやり取りが毎回しびれるぐらいかっこよくて…
宮舘さんがとるようになってるんだけどたまに飛び過ぎちゃって後ろのふっかが取ったりしててその臨機応変さがさすが舞台班だなぁって。かっこいいなぁ…

ステッキを使った振りもすごくきれいにそろってて良かったです。
最後に観た日、佐久間くんが持ってたステッキがすっごくきれいにポーンと下手に飛んでっちゃって。
え?そういう演出だったっけ??ってぐらいきれいに。
でもその後誰かが持ってきてくれるわけでもなく、スタッフが戻してくれるわけでもなく。
結局最後まで佐久間くんはステッキなしで踊ってました。
でも後日雑誌でも言ってたけど「持ってます」オーラすごかったわ流石。

■「卒業」
コレの演出もすごい綺麗だったなぁ。
舞台下手側にたらされた白い布を境目に、北山くんと薮が交互に入れ替わって歌うの。
久しぶりにこの曲を聞いて改めてメロディーの美しい曲だなって思いました。
上手から下手に向かってする女性ダンサーさんの紐アクロも美しくて。

たとえばぼくたちが想い出になる
そばのぬくもりにはもうかなわないから


いつかオタ卒するときに聞いたら泣くんだろうな…
まだまだできそうにないけど…


■Shadow Dance
これ!!!本当にかっこよくて!!!かっこよくて!!
ああ語彙が足りない!!

いわゆるプロジェクションマッピングなんだけど白と黒と和の世界。
黒い衣装のThey武道が真っ白なスクリーンに映し出される黒い龍と戦う(?)
白い衣装のすの3(阿部渡辺宮舘※次の殺陣で特別な衣装を着ない3人)も出てきて黒い影やらなんやらと踊る。

はー文章じゃ表せない!語彙力!!
でも今まで見たパフォーマンスの中でここが一番鳥肌が立った。大好き。

3×3踊るんだけど、
翔太翔太、亮太涼太、でペアになる瞬間にうぉおおおってなりました。
えだにゃんのweb連載にもあったね。

でもどの瞬間も見逃せないくらい良いです。
なべしょ(多分)のバク転にあわせて白→黒に変わる瞬間とか、
漢字をすの3に入れ込む演出が特にかっこよくて。
日本が誇るエンターテインメントだなぁってぼんやり…
なにが素晴らしいって6人の身体能力だよね。今更だけどきれいなアクロバットでした。

はあカッコイイと思ってる間に終わってしまって「義経」のタイトルロールが


義経(殺陣)
2014の最後だけ持ってきましたよ、的な殺陣。
みんなマイクもついてないから地声。
ふっかはのりぞう、佐久間くんは十兵衛というオリジナルキャラクター
ってこれは2014見てないとわかんないじゃんね…

三郎が薮で弁慶はひーくん。ひーくんの貫録良いです。すごく。
景時は北山。

ジャニーズの殺陣は思うところあってあまり好きじゃないので多くは語らない。です。
先生はちゃんとした人なはずなんだけどなぁ…なぜ…

弁慶が亡くなるところ、「義経さまーーー!!」と叫んで微動だにせず奈落が下がっていく演出が良かったですね。弁慶の仁王立ち!

景時と義経の立ち回りも観やすかった。
最後相討ちになって、立ち上がった景時がふっと倒れて終わるんだけど
その倒れ方がかっこいい。1回目にみた倒れ方が後ろに滑るように倒れる感じがよかったです。

でもまぁ全体の殺陣は…うん…


■WITH LOVE
義経の幕が下りて
「本日はありがとうございました…」
っていうタッキーのナレーションが聞こえて
うぅっあっお終わっちゃったああ…って毎回なる…ほんと良いイントロです。イントロだけじゃないけど。

タッキーが真ん中にいて、
一人ひとり(一部ユニット)のソロダンスがあって、群舞があって、みんなの手話があってっていう全体の構成がすごく好きですほんと…
佐久間くんは毎回足を美しく蹴り上げるんだけど、その時に水しぶきがきれいに円を描いて飛んでいくのを見るのが好きでした。

あとヤマリョがTheyのなかで最後に出てくるんだけど、桜吹雪をふっと吹き投げてから踊るのが本当にきれいで…佐久間くんが好きな山本亮太がよくわかった瞬間でした。

途中のハミング「らららら~らら~らら~らら~」してる佐久間くんがやわらかい表情をしていて、すごく可愛いの。佐久間くんの踊るときも歌うときも感情を全力で乗っけてくるところがすごく好き。

タッキーの世界観ぎゅぎゅっと凝縮されたようなグランドフィナーレ。
出演者全員の穏やかな声と演奏、手話を用いて愛を歌う。
滝沢一座の愛に包まれて終わるような、フィナーレ。
終わっちゃうなぁ…という寂しさと、また観に来たいなあという気持ちを丸っと包んでくれる暖かさが好き。
タッキーの甘い歌声が余計にそうさせるよね。


鑑賞からだいぶ時間がたっちゃって。
もっと書きたいことあった気がするんだけど、それは多分DVD見たら思い出すと思うのでまたその時に書きます。

SnowManのファンになったおかげで、素晴らしい舞台に出会えて幸せでした。