アンコールをひっそりと

お芝居、ジャニーズ ちょっと偏った感想とか

『滝沢歌舞伎 10th Anniversary』一幕〜後半〜

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滝沢歌舞伎はご飯も美味しかった。
桟敷席のお弁当。
お隣さんも佐久間担だってことを知りめちゃくちゃ盛り上がる。

一幕続き。

こちらの記事も日付詐欺でお送りします。(実際のアップは9月w)



==== <秋>
■滝沢一座「楽屋」「舞台化粧」

今年の滝沢歌舞伎での盛り上がりどころのひとつですね〜\(^o^)/
滝様の公開舞台化粧に、今年は北薮とSnowManも参加!
お化粧中はThey武道がいままでの滝沢歌舞伎の歴史を振り返って解説してくれるんだけど、ヤマリョの可愛いこと可愛いこと…本当にやめてくれヤマリョ…可愛い…
「引き抜きバーーン!フライングドーーン!!タッキーかっこいい!!」

佐久間くん、下手から化粧台運んでくるんだけど、設置終わったら翔太と場所交換のためにとててててって一番上手に移動するの。
そして自分の化粧台の前で一礼して座るんですねぇ…
それが最高に可愛かったしお化粧してる佐久間くんはずっと可愛かった(;O;)
にこにこ一礼して座ったらガシガシと汗を拭くのは男前(笑)
そのあと手鏡持って、パウダーをシャカシャカして、パフでポンポンして、ライン引いて、ってずっとずっと可愛い。
表情豊かで、シャカシャカしてるときは楽しそうにニコニコしてるしアイライン引くときはお口全開だし、お母さんの化粧台で遊ぶ幼女でした。
まさか舞台上で手鏡持ってチャコット(想定)はたく自担が見れるとは感動……
佐久間くんのアイラインは大きなお目めに合わせて、少し跳ね上げ気味のキャットライン。

ちなみに翔太はその後の大喜利進行があるので素早くサササっとお化粧済ませます。
横に長く引いた切れ長な感じが可愛かった~
阿部くんはヤマリョのボケにいちいち反応してて、「えぇ?」ってしかめっ面したり笑ったり一挙一動かわいい!!でもそんなんしてるからお化粧時間かかってました。
ひーくんはすんごい手鏡近づけて真下向いてガチでライン引くから全然顔見えないの\(^o^)/
ふっかあんまり見てなかったんだけど、舘様はすんごい真剣な顔して丁寧にライン引くし、全部終わったあとに髪型も整えてキッ!としてて男前でした。お隣の女の子さくちゃんと対照的(;O;)

そして、翔太仕切りの大喜利が始まるんだけどその前にみんな短い挨拶。
レポいろいろ見てて好きだったのをメモ。

阿部くん
「好きな素数は17」素数って……!理系男子阿部くん推せます。
「好きなギリシャ文字は大文字のΣ(シグマ)」ギリシャ文字なうえに大文字の、と指定。語学も堪能な阿部くん。
「最近よく使う言葉はグラフィカルユーザーインターフェイス大学生ぽいなぁと思って。阿部くんの専攻は何なんでしょうか。もう4年生だから自分の専門の授業よね?(授業以外でジャニーズの子がGUIの話をしないと思っているんだけど)

ひーくん
「好きな言葉は、昨日の凄いは今日の普通」ひーくんらしい。
ひーくんは基本的に当たり障りのないかっこよい感じでした。イロモノ担当じゃないもんね!

ふっか
「深澤がいないとダメな岩本照へ。お誕生日おめでとう」
意外と面白いこと言ってなかった!ひーくんのお誕生日のこれはすごくシンメ厨として惹かれました。噛んでたらしいけど。

宮舘さん
「気づくといつも口が半開き」宮舘さんのそういうところかわいいよねー!宮舘さんも当たり障りなくというイメージ。

佐久間くん
「常に崖っぷち」「大体いつも八方塞がり」「大体アウト!」「ありのままでいたい」「これでも全力」「うるさいくらいがちょうどいい」佐久間くんはトリなのでオチ的なのが多くて全部全部可愛かったです゚(゚´ω`゚)゚。深宮佐で3段オチさせるのが楽しかった。
「今日のお昼ご飯はねこまんま佐久間くんのお口から“ねこまんま”という言葉が出てきたことがなんかもう奇跡のような事態。なにそれ可愛い!残念ながら生では聞けませんでした。
「気づくといつも、ぜっ(噛む)全開き!!」これは見に行った時の紹介。ふっかの「目が半開き」宮舘さんの「口が半開き」の流れでのコチラ。噛んじゃったのも可愛かったしニッコニコの笑顔で言うし会場の笑いも取れたし、もう!可愛かった!!全部1個いっこ閉じてあげるよ!!

良い感じに佐久間くんは毎回笑いを取れてたと思います。そして可愛い。みんなの紹介にいちいち「よっ!」とか合いの手入れるし、言ったあとにグッズの扇子をヒラヒラさせながら「さくまだいすけでーーす!」って言うの、可愛かった。

大喜利はいちいち内容覚えてないけど、
当てられようと手を挙げるときのふかさくがうるさいwwうるさい二人よりすっと手を上げてるひーくんや宮舘さんがあたるのが大体の流れ。
観に行った回でふかさくが「「はーーーい」」をハモってて、翔太に「そこ!ハモらないで!」って言われて、「「はい!」」「返事もハモらない!」って流れが本当に可笑しかった。

ふっかはなかなか当ててもらえないからカメラに向かって変顔しだして、宮舘さんのかその隣でキメ顔して、佐久間くんがきゅるるんってお目目ぱちぱちする流れも何度か。可愛くて…もう……。

大喜利の概念とは?ってレベルだったけど、翔太はよく頑張ってまとめてたんじゃないかな。もちろん課題もいっぱいだろうけど、キスマイコン同様良い経験になったでしょう〜滝様にも北山くんにも(大喜利シーンは北山くんの一押しもあったと想定している)感謝です。


■滝沢歌舞伎「口上」「秋の舞」
お化粧シーンが終ったらチビジュ(といっても高校生ぐらいだけど)4人が一人ひとり口上。

4人が去ったら、烏帽子を被ったSnowManとダンサーさんの踊り。
お扇子ともみじを持った日本舞踊で美しい!
道具を使った踊りは、宮舘さんが本当に美しくて美しくて。歌舞伎パートの宮舘さん見どころ多すぎて困る。
一方佐久間くんは女の子みたいに可愛くて(ToT)しなやかな動きが日舞だと立役らしさは出てなくて多分仇になってるんだけど、でも首をコテンってしたりダンサーさん(佐久間くんよりちっちゃい)とアイコンタクトしたりとっっっても可愛いかった!お人形さんだ…!
阿部くんのアイコンタクトもスマートで惚れた。あべさくはニコニコ踊るから可愛かったなぁ。翔太と宮舘さんはドヤッとしてふっかとひーくんは無表情でシンメごとに表情が違うのも面白かった。
日舞の綺麗さでいったら、宮舘さんが一番!


■滝沢五右衛門
歌舞伎だーーって感じ(どんな)
滝様の五右衛門がセット上部に現れます。カカン!カカン!
そういえば書きながら思ったんだけど、五右衛門って桜をみて「絶景かな、絶景かな」が有名なセリフだった気がするんだけどなぜ秋…滝沢だから?セットも綺麗な紅葉でした。歌舞伎は詳しくないし綺麗だから良いけど。

セット3階から2階にバク宙着地するJAEさんかっけー!って見てたんだけど、あれはJAEさんですよね……?ジュニアだったらどうしよう(笑)

その後もほぼ去年と同じで、「蘭平物狂」。北薮が引き抜きやって北滝薮が梯子を登ります。去年滝チャンネルで宮舘さんが自身の見どころに上げてた、梯子。よおくみてたら本当にかっこよかった!その後の刀投げも全公演失敗なしだったらしいし歌舞伎パートの宮舘さんのかっこよさ待ったなし。実際に観た回もちょっと方向危うかったのにキャッチしてました!いわだての息ぴったり!イヨォォオーッ!

刀投げの前のなべさくパートの棒でハッ!ハッ!って決めるところも可愛かったぁ。

花道近くだっときにはカンカカンカン!カンカカンカン!と去っていく五右衛門がよく見えてかっこよかった。

■<冬>「お七」
謎の英語解説が入ります。うーん…。
舞台上には小さな火の見櫓。お七のお人形を扱うのはいわだて。黒子姿でお七のお人形を持って舞台に登場。
もう!この!いわだて!特に宮舘さん!かっこいくて震える!!
動かすのは宮舘さんが両手、ひーくんが頭と胴体だったかな?。不思議だったのは人形が巻物を広げたあたりから宮舘さんがまっすぐ前を見据えて動かしていたとこ。人形の方見ないんだ!?っていうのとど、どこを見ていらっしゃる…という若干の恐怖。
お人形のお七が櫓に登った瞬間、滝様に変わります。お人形みたいなカクカクした動きが美しかった。『人形振り』といって、女性のひどく興奮した感情を表現する動きなんだそう。お七のストーリーは言わずもがなですが、恋人のために当時重罪とされていた「火事でない時に半鐘をならす」という行動に出ます。まさにそのシーン。

幕が開くと大きな火の見櫓のセット。真ん中ではヤマリョが力強く踊っていたのが印象的。佐久間くんも櫓のほうにいて、恐らく炎を表現しているダンス。ちなみに阿部くんは布を揺らして炎を表現。前述の通りこのお話は実際火事が起きたわけではないので、『燃え上がる炎が実際に見えるほどのお七の深い愛情』なのかな。

お七の真っ赤な着物の裾がぶわーーっと櫓の下に広がって客席まで行くんだけど、佐久間くんが上手側の裾を広げるお仕事。
ここのジュニアたちはみんな職人でいい感じ!

ラスト、お七の「命に代えても」というセリフで幕。感情のこもったセリフにぐっときました。カン!カン!カン!と半鐘の音が鳴り響く中幕が降りてくるのが迫力があってよかった。


■「鶴の舞」
今年の滝沢歌舞伎オリジナルの作品。
狩人姿のTheyと薮の登場。ここの薮一番かっこよかった…!
歌舞伎のお化粧とカツラがよく似合っていて背もあるし、弓を引く姿がすごく綺麗。
バックスクリーンには森の中ような映像。狩人が獲物を探しているシーンから始まります。
狩人が去った舞台には、鶴の姿のジュニア達(石垣くんと後藤もいるよ)の後ろ姿。両腕が翼になったお衣装で、頭にはみんな羽根のお飾りがついていて可愛い。
SnowManがその場でジャンプターンをするんだけど人一倍高さがあって着地が綺麗な子がいる、と思ったら佐久間くんでした(ToT)こんなところでも私の心をつかむ彼。

ストーリーは鶴の王と鶴の姫が周囲に見守られながら幸せに寄り添っているところに狩人がやってきて鶴の姫を射抜いてしまい、王の怒りが爆発する、と簡単にまとめるとこんな感じ。
一番の見どころは滝様の早替え。鶴の王から鶴の姫に早替え、打たれた直後に鶴の王に早替え。見ててもよくわかんないぐらい見事な早替えでした!

でもやっぱりここのベストパフォーマーは佐久間くん。最初の幸せなシーンは本当に綺麗に微笑んでいて、二人の幸せを心から祝福している表情。そこから姫が打たれた時の焦り、悲しみの表情。そして狩人に対する怒りの表情。と誰よりもしっかり感情の変化を表現していました。なによりふわふわの頭に羽をつけてる佐久間くんは妖精さんだったのかな?と本気で思った。ちなみに時点は秋山大河くん。彼も良い感受性を持っている!

全体を見ると、青と白で統一された空間に、姫が射たれた瞬間ドン!と大量の赤い紙吹雪が落ちてきてそのコントラストが衝撃的で美しかった。その後の舞では要所要所でその赤い紙吹雪を掴んで撒いていくのが白い世界に舞う血を恐らく表現していて綺麗。セリフは一切ないけど振付と色の表現で多くのことを伝えてくれた演目でした。

ラスト怒りが最高潮になるにつれてまさにスーパー歌舞伎のようになっていって隈取した鶴王の登場。
これも記すほどではないけど、赤の隈取は正義漢の怒り・力強さ。
鶴王の周りで力強く怒りを表現して踊る鶴達。その後ろから巨大な鶴の折り紙の登場。自然界を怒らせると大変なことになるぞ、という、メッセージ、、、?ちょっと私の理解力ではラストの表現まではわからなかったんだけど、荘厳で素晴らしかった。勢いが絶頂になったところで鶴王の周りを鶴たちが囲んで幕。
この演目で一幕終了で休憩なんだけど興奮でざわざわしたまま拍手してました。
すごい!滝沢歌舞伎の世界観すごい!!